大学院によって税理士試験免除に有利不利がある!?良い大学院の調べ方とは
大学院によって税理士試験免除で有利・不利ということがあります。
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表向きは大学院によっての有利不利はない!となっているが
税理士試験免除のための大学院修士論文審査ですが、国税庁のホームページにも書いてある通り、「審査対象は論文」で、大学院の名前や指導教授は原則として関係ありません。ただし、私は例外として大学院or指導教授もチェック対象になることがあると考えています。
これはどういう場合かと言えば、過去に不正(コピペ)が見つかったり、基準を満たさない論文の提出が続いたところです。こういう大学院や指導教授の論文は審査側からすると要チェックリストに入るようです(つまりチェックが厳しい)。表向きは「審査対象は論文のみ」としか書いていない以上、実際はどうかわかりませんが、普通に考えると大学院名や指導教授名はチェック対象にするはずで、そのことから大学院や指導教授側も論文審査でミスが続かないようにとても慎重になっています。
良い大学院は、直接大学院に聞くよりも、身近な人で詳しい人を見つける方が良い
税理士試験免除の実績の有無は大学院に直接聞いても教えてくれません。当然です。どの大学院も生徒募集に必死な中で、「いや~、うちは落ちてるよ」とは絶対に言わないですからね。そうなると何処で調べるかというと周りの人に聞くのが一番です。一番見つけやすいのが税理士からの紹介ですかね。税理士同士って結構横の繋がりがあって、こういう情報について詳しい人を紹介してくれるかもしれません。
もし誰も知っている人がいない場合は、最終的に独自で調べるのがネットです。ただ、ネットは真偽がよくわからないので注意して下さい。
ちなみに大学院のHPで「税理士試験免除」をアピールしているところは比較的実績があるそうです。こういう大学院は学校をあげて税理士試験免除対策を行っており、論文指導も税理士試験免除を意識して行ってくれるようです。大学院生の9割以上が税理士試験免除目的という大学院もありますよ。