
税理士試験免除のために大学院に通っているのはどのような人でしょうか。
税理士試験免除のために大学院に通っている人は大きく分けて4つ
税理士試験免除のために大学院に通っている人は大きく分けて4つに分かれます。
- 親や身内が税理士事務所や税理士法人を経営
- 親や身内が社長やお金持ち
- 税理士試験になかなか合格できなかった人
- 税理士試験の科目合格が無いがまず大学院で免除の権利を取ろうと考えた人
1と2は結構多いです。まぁ1の人は税理士事務所を継がなければいけない使命があるので当然でしょうが、税理士試験に1科目も合格していないのに大学院に進学している人もいます。2の人は親が会社を経営しているなどお金に余裕がある人が子どもに通わせているようです。実際に調査したことがないのでわかりませんが、色々な人から話を聞くと「3:2:4:1」くらいでしょうか。親や身内が税理士でなく、かつ、税理士試験に1科目も合格していないのに大学院に進学する人はあまりいないと聞きます。
平成13年の改正によって大学院修士課程の税理士試験全科目免除が廃止されました。今後、更なる改正が無いとは言えません。税理士試験免除は入学年度の時の制度が適用されるので、改正前に入学しておけばその時の制度が適用されます。それを考えて科目合格0の段階で大学院に進学する人がいるようですが結構リスクがあるので、私は1度は税理士試験を受験して、できれば科目合格してからの方が良いと思います。