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税理士試験免除の税理士は食べていけないという噂は本当か?
税理士試験を受験していると大学院による税理士試験科目免除について様々な噂を耳にします。税理士事務所・税理士法人で働いていると尚更です。実際にその噂は本当なのでしょうか。
「税理士試験免除の税理士は食べていけない」という噂
これは完全に嘘です。税理士として食べていけるかどうかは本人の営業力次第で決まります。税理士資格があって食べていけない人は、税理士資格がなければもっと食べていけません。それに税理士資格を有していていれば仕事先を選ばなければどこでも働けます。地方に行けば後継者がいない税理士事務所が結構ありますし、そういうところであれば税理士資格を有しているだけで重宝してもらえます。運が良ければ税理士事務所を譲ってくれるor事務所を売ってくれる場合もありますよ。所長税理士の引退後の生活を保証するとの約束で就職する若手税理士もいるようです。税理士業は税理士資格がなければできませんからね。税理士資格を有していて食べていけないのは相当プライドが高いか、コミュニケーション能力が低いか…税理士として云々ではなく、ビジネスマンとしての資質の問題でしょうね。
なお、割合だけでいえば試験組よりも免除組の方が食べていける税理士が多いと思います。何故かといえば、大学院による税理士試験免除を受けた税理士の中には税理士後継者の人が結構数います。後継税理士は免除を受ける人が多いですからね。こういう後継税理士が食べていけないわけがありません。