税理士試験用の電卓はどうして高いのか。安い電卓と何が違う?


税理士試験を受験する人は必ず電卓を用意する必要がありますが、税理士試験受験生の多くがその電卓の値段を見て驚くと思います。実際に私も初めて税理士試験用の電卓の値段を聞いたときは「えっ…」と思いました。私が受験生のときはネット通販が今のように浸透していなかったので受験予備校の窓口で電卓を買いましたがその値段はたしか8,000円でした。電卓って百均でも売っていますし、それが8,000円なのでとりあえず買うのを保留して安い電卓を使うことにしましたが、結局は8,000円で実務電卓(税理士試験用電卓)を買う事にしました。

実務電卓と安い電卓の違い。

たしかに実務電卓は高いですが、単に高いわけではなくて高い理由があります。

  1. 電卓のキーが打ちやすい!
  2. 電卓を連続で強く叩いても動かない!
  3. 電卓の早打ちに対応!キーロールオーバー機能が付いている! ← 一番大切

電卓のキーが打ちやすい!

電卓がどのように打ちやすいのか文章で説明するのが難しいのですが、電卓のキーが次のような形になっているので打ちやすく、かつ、キーを打った時に「叩いた!」という感触が手に伝わります。

CASIO電卓のキー

税理士試験を勉強するとわかると思いますが、計算をするときにいちいち電卓のキーを見ることはありません。電卓キーを見ずに数字を入力するのですが、安い電卓だと電卓キーが軽くてキーをちゃんと打てたのかわからないことがあります。電卓キーを見ないのでやっぱり押し間違いとかはあるのですが、安い電卓だとこの押し間違いに気付かないことが多くて、それが不安で電卓キーを頻繁に見てしまいます。

これに比べて実務電卓は電卓キーを打ったときの感覚が指先に残るので、「電卓キーを打った」「電卓キーを打てなかった」という判断がしやすくなっています。

電卓を連続で強く叩いても動かない!

税理士試験は1分1秒を競う試験ということもあって、試験本番では電卓を相当なスピードで打つことになります。受験生によっては電卓を打つというよりも、電卓を「叩く」という方が正しいくらい電卓をバンバン連打している人がいます。

安い電卓だと電卓裏に滑り止めが付いていないものが多くて、電卓を使っているときに少しずつ位置がずれることがあります。税理士試験では電卓キーを見ずに電卓操作をするので、電卓のポジションが変わると5を打つつもりが8になったり電卓の操作ミスに繋がります。

まぁ、この点は安い電卓に百均で滑り止めを買って付ければ解決しますけどね。

電卓の早打ちに対応!キーロールオーバー機能が付いている!

電卓のキーロールオーバー機能は税理士試験の電卓において一番大切な機能で、この機能があるからこそ実務電卓を買うといっても過言ではないほど重要な機能です。電卓のキーロールオーバー機能とは、電卓を入力する時にキーを離す途中から次のキーを押しはじめても入力できる機能で、この機能が無い電卓だと「1234567890」と数字を早打ちした時に「12467890」のように3と5が抜けたりすることがあります。

電卓を人差し指一本で操作するのであればこのキーロールオーバー機能は必要ありませんが、税理士試験では電卓を5本指で操作するのでこのキーロールオーバー機能が無いと本当に苦労します。

電卓のキーロールオーバー機能はメーカーによって違う。

私は実務電卓を使うメリットはこのキーロールオーバー機能にあると考えていますが、この機能は電卓メーカーによって少し違いがあって、私が受験生のときはCASIO・SHARPともに同じ2キーでしたが、2016年に販売されたCASIOの電卓は3キーに機能がアップしています。税理士試験では2キーでも十分ですが、より高機能な電卓を求めるのであれば3キーでも良いと思います。

キーロールオーバー機能(2キー)の電卓

CASIOのおすすめ実務電卓

私も愛用している2004年に販売された電卓ですが今でも多くの税理士試験受験生が愛用しているベストセラー電卓で、当初は1色のみの販売でしたが、人気が高いという事もあってピンクとゴールドが追加販売されました。

SHARPのおすすめ実務電卓

こちらも人気が高いベストセラー電卓です。

キーロールオーバー機能(3キー)の電卓

2016年にCASIOがキーロールオーバー機能が3キーの電卓を発売しました。

ジャストタイプとデスクタイプがあります。ジャストタイプの方がスリムで持ち運びしやすいと思いますが、電卓キーのACキーとCキーの場所が0キーに近いのが嫌な人はデスクタイプの方が良いかもしれません。この配列に慣れたら押し間違いは無くなって、むしろこの位置にACキーCキーが無いと不便になるのですが、このACキーCキーの場所が原因でCASIOが苦手という人がいるので、そういう人にはデスクタイプの電卓がオススメです。

税理士試験における実務電卓と安い電卓の違い

税理士試験において実務電卓と安い電卓の違いはキーロールオーバー機能の有無です。メモリー機能などの他の機能は安い電卓でも大体付いていますが、このキーロールオーバー機能は実務電卓にしかついていません。実務電卓と安い電卓を比べると値段に数千円の差がありますが、そう言ってもたった数千円の違いでしかありません。税理士試験の予備校の講座は安くても10万円以上、費やす時間は約1年。電卓の操作ミスで不合格になることもありますし、そう考えると実務電卓は決して高いとは思いません。

実務電卓は安くはないですが、税理士試験でずっと使うもので、実際に私は実務でも使っているので合計10年以上は使っていますし、本当に良い買い物をしたと感じています。

税理士試験で使いやすい電卓のアンケート

税理士試験で使いやすい電卓メーカーのアンケートです。電卓選びの参考にしてください。

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