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今でも税理士試験の全科目免除ができる!?
税理士試験の試験科目の全てについて免除を受けることができるのは昔の話です。ただ、絶対に全科目免除を受けられないというわけではありません。
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平成14年4月以降に大学院に進学した人は一部科目しか免除できない!
平成14年4月より前に大学院に進学した人は国税庁の論文審査に合格することで税理士試験の全科目免除を受ける事ができました。しかし平成14年4月以降に大学院に進学した人は一部科目しか免除を受ける事ができません。
理由は定かではありませんが、税理士会等の広報等をまとめると税理士という高度専門職を担うにあたって大学院教育で学ぶ会計や税法の知識だけでは税理士として実務をするのは不十分だということでしょう。賛否両論があると思いますが、私も一部科目免除の方が良いと思っています。
博士課程であれば全科目を免除できる!
修士課程の税理士試験全科目免除は無くなりましたが、大学院の博士課程であれば全科目免除を受ける事ができます。税理士試験免除のために博士課程に進学する人がいるかどうかは不明ですが。というのも、博士課程と修士課程は雲泥の差があると聞きます。しかも卒業までに+3年も必要ですし、もし全科目免除を目指すなら2回も博士課程に進む必要があり、修士2年×2回+博士3年×2回=10年です。学費が1年70万円とすると10年で700万円です…。私だったら税理士試験を受験します。