税理士試験で使えない電卓 国税庁ホームページより


税理士試験を初めて受験する人が悩むことのひとつに電卓があります。電卓といってもその種類は豊富で、税理士試験で使えない電卓もあります。

では一体、どういう電卓だとアウトなのかというと、国税庁ホームページに「問29 試験に使用できる計算機を教えてください。」というQ&Aがあります。そこでは次のようなポイントが書いています。まずは、

乾電池や、太陽電池で作動する電源内蔵式のものであること。試験場では、コンセントは使用できません。

当然なので説明しなくてもわかると思います。続いて

演算機能のみを有するものであること。紙に記録する機能、音が出る機能、計算過程を遡って確認できる機能、プログラムの入力機能があるものは、その機能の使用のみならず、計算機全体が使用できません。(消費税の税込み、税抜き機能のみを有する電卓は使用可)

最近の電卓は高性能なものが出ていて、パソコンと連携して計算公式を記録できたり、電卓機能以外の記録機能が付いていたりするものがあります。こういう電卓を使用していることが試験中に判明するとレッドカード!一発退場です。「知らなかった…」は言い訳にならないので絶対にこのような機能が無いか確認して下さい。なお、音が出る電卓はウルサイので使うと周りが迷惑になるので使えません。

数値を表示する部分がおおむね水平であるもの。表示窓が極端に横に倒れるものなどは使用できません。

これはカンニング防止です。いないとは思いますが、周りの受験生と答えを示し合せできるような電卓は使えません。表示窓とは電卓の数字が表示される部分の事です。横に倒れる電卓ってあるのでしょうか…違和感タップリですが…。

外形寸法がおおむね26センチメ-トル×18センチメ-トルを超えないものであること。つまり、おおむねB5判の紙からはみ出ない大きさの計算機

大きすぎる電卓は不自然!という事だと思います。「電卓が大きい」という事は表示窓も大きいので、計算結果が周りに見えるのを防止するためと、税理士試験の受験会場は狭いところが多いので、周りの受験生に迷惑にならない程度の大きさの電卓で…という事だと思います。

国税庁ホームページでは使用不可の電卓として上記ポイントを掲げています。ダメな電卓の特徴だけを見ると「だったらどの電卓だったら安心して使えるのか」となると思います。大原やTACなどの受験予備校の窓口でも電卓を販売していますがAmazonの方が安いことが多いです。税理士試験でのオススメ電卓は「税理士試験で使いやすいオススメ電卓」でまとめているので参考にして下さい。


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