税理士試験には明確な合格点が無い!


一般的に試験というと「○○点以上で合格」という明確な基準がありますが、税理士試験にはこのような明確な基準になる合格点というものがありません。え!?と思う人がいるかもしれませんが、嘘ではなく本当です。税理士試験には明確な合格点というものはありません。

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税理士試験は上位10%が合格する相対評価試験

税理士試験は表向きは「正答率60%以上で合格」となっていますが、実際には上位10%が合格する相対評価試験です。本当か嘘かは明確になっていませんが、年度ごとに合格率が変動するといけないので実際には試験後に得点調整が行われ合格率が一定になるようにしているそうです。以前、どこかで税理士試験の試験委員経験者が得点調整について明言していました。

つまり、税理士試験は他の資格試験のように事前に「○○点取れば合格」というような明確な合格点は存在せず、上位10%以内に入れる点数という曖昧なものが合格点になっています。

なので、よく「税理士試験は60点がとれば合格なんでしょ?」ということを言う人がいますが、これは間違いなのです。

税理士試験の実際の合格点は誰もわからない

税理士試験は上位10%が合格する相対評価試験なので、上位10%以内に入れる点数が合格点ということになります。ということは、毎年どのくらいの点数が合格点になっているのかわかればそれが合格点になるのでは?と思うかもしれませんが、誰が何点なのかというのもよくわからないのです。何故かというと、税理士試験というのは正確な解答や配点など試験の採点に関しては一切公表していないばかりか、税理士試験受験予備校の専門講師でも解答が分かれることがあり、ましてや、採点は受験予備校によって様々…。各受験予備校とも「55点から65点が合格点」といった大きな範囲で合格点を公表しているだけではなく、この合格点が下手をすると受験予備校によって10点くらい違うこともあります。

このように税理士試験の正確な合格点というものは採点者以外誰もわからないのです。

税理士試験であと10点で合格だった!という人は嘘なのか?

税理士試験の正確な点数は誰も知る事ができないのですが、たまに税理士試験受験生が「あと10点(数点)で合格だったのに~!!」という人がいますが、この人は嘘を言っているのかというとそうではありません。税理士試験は合格発表で不合格になった人には点数にみあった判定がA~Dで通知されます。判定の基準は次の通りです。

  • A判定:50-59点
  • B判定:40-49点
  • C判定:30-39点
  • D判定:30点未満

このように税理士試験の正確な点数というのは受験者本人に通知されず、判定のみが通知されます。

税理士試験の合格点は試験終了後に受験予備校が公表する点数を参考にするしかない

このように税理士試験の合格点というのは誰も知る事ができないため、税理士試験を受験した人は合格発表まで「どうかな、どうかな」と不安な日々を過ごすことになります。税理士試験は9月から勉強を始めるのが王道なので、受験生は一日でも早く合否を知りたいのですが、なんと税理士試験の合格発表は毎年12月中旬…。つまり、合否の判定を待っていては税理士試験のスタートに遅れる恐れがあるのです。税理士試験の出来具合が微妙な人は来年の準備のために早く合否を知りたいと思いますが、このような人は税理士試験終了後に公表する解答速報の合格点(合格確実点や合格ボーダー等)を参考にして9月以降の身の振り方を決めています。




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